佐々木千津子さんは生後1週間で脳性マヒになった。

20才の頃、コバルト照射による強制不妊手術を受けさせられた。

今、後遺症に悩みながらネコと一緒に24時間介護を受け自立生活している。

家族に囲まれて成長していった子ども時代。
姉の結婚問題から施設入所を決意。
そのため強制不妊手術を受けさせられた。

しかし施設の生活は満足できず、障害者を支援する団体、広島青い芝の会に出会い自立していく。

持って生まれた前向きな行動力を発揮。
日常生活は自由奔放。

60才を越えた今、
髪の毛をショッキングピンクに染め、ジーパンをはき、広島球場へ何回も通う。

一方、体調はだんだん悪くなり、最近では声も出なくなり、体も動かなくなってきている。

しかし、それだからこそよけいに短い言葉で的確に周りの人たちや介助者とコミュニケーションをとり、
人間関係を築いている。

時々引きこもりながら落ち込みながら、
それでも行動したい、生きたい、やりたいことがあるという強い意思を持っている。

そんな佐々木千津子さんが「ここにおる」という日常を追ったドキュメンタリーである。


2010年/日本/DVD/カラー/97分
監督/下之坊修子 制作/映像発信てれれ
編集/岡崎まゆみ 撮影/下之坊修子・神吉良輔・岡崎まゆみ 音楽/高玉要・大谷隆


 

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